・サテンリボンは高温の蒸気や過度の水分に弱く、色落ちや移染を起こします。
エプロンなど、白地に濃い色のサテンリボンをあしらったデザインのものについては、サテンリボンごとアイロンを当てることは避けてください。
リボンの形をふんわりさせるには、リボンから離れたところからスチームのみをあててください。
リボンの上から押さえるようにスチームアイロンをあてますと、下の生地にリボンの色が移りますので、ご注意下さい。
・ポリエステルツイルの本体生地にアイロンをあてるときは、必ず表面から当て布をして、適正温度にてあててください。
当て布をせず高温アイロンをあてますと、生地がてかります。また、当て布が面倒な場合は、裏からかけていただいても結構ですが、裏地にアイロンが触れますと変形いたしますのでご注意下さい。
軽い皺の場合、離れたところからスチームアイロンの蒸気だけをあてていただくと、皺が取れます。
・別珍生地やコーデュロイ生地などの場合、畳み皺を伸ばすにはスチームアイロンの蒸気を、生地から離れたところからあてて下さい。
アイロン本体を生地にあてると風合いが損なわれます。毛並みのある生地となりますので、生地と距離をあけて、蒸気がたっぷりあたるようにすると綺麗に仕上がります。アイロンがけのあとは、ハンガーにつるして風通しのいい日陰で30分ほど置いて下さい。